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2021.04.26

官民連携によるカーボンニュートラルの達成に向けた 「カーボンニュートラル推進室」設立について

 当社は2021年4月26日付で、企業や地方自治体等の脱炭素の取組みを支援する

「カーボンニュートラル推進室」を新設することとしましたので、以下のとおりお知らせします。

 

新設の背景

 

 パリ協定で設定された目標達成に向けて、すでに124の国と地域が今世紀後半、2050年までの

カーボンニュートラル達成を宣言しました。

我が国においても2020年10月菅総理によって宣言がなされ、全国各地の地方自治体において

「ゼロカーボンシティ」の実現を表明する動きが広まっています。
一方で、再生可能エネルギーの導入、CO2削減目標設定や省エネルギー推進、といった

従来のエコ型都市を目指す施策だけでは、ゼロカーボンの実現は困難なことも認識されつつあります。

また、多くの先進国が「グリーンテック」への積極投資を表明しています。

省エネと経済成長をいかにして両立するか、という考えはもはや過去のものとなり、
カーボンニュートラルの達成を成長戦略の柱と位置づける国も少なくありません。
このような環境の中では、CO2削減目標の設定、といった掛け声的な施策の打ち出しだけではなく、

他企業、地場の電力会社など、様々なプレイヤーとビジョンを共有し、官民一体となって

持続可能なロードマップを描く活動が必要不可欠となるでしょう。

 

新設組織での取組み

 

 elDesignグループは創業以来、エネルギーの観点から地方創生を支援してきました。
これまでの知見を活かし、カーボンニュートラル推進室においては、

2030年をひとつのマイルストーンとして、

・カーボンニュートラル達成に向けたビジョンの策定や検討の枠組み作り
・ビジョンに沿ったアクションプランの策定
・プランを実施するためのアライアンス構成

等、各地域の官民連携による具体的なアクションを支援していきます。